友人達が地元の教習所に通って免許をとっている中で、私は妹と一緒に東北の教習所の合宿免許に参加する事にしました。
自宅から自分の都合に合わせて教習所へ通うよりも、合宿免許で集中して短期間で免許を取得する方が自分には合っていると思ったからです。
申し込み前にもらったパンフレットを見ながら、合宿免許には全国各地から若い男女が集まるので、教習以外の時間を色々な人達と楽しく過ごせそうだなと期待に胸をふくらませて参加しました。
実際に現地へ入ってからは、教習所と寮との往復がメインの生活になりましたが、直ぐに友達がたくさん出来、空き時間には周辺を自転車で観光したり、天気の悪い日には寮で勉強会をしたりと、毎日がとても刺激的なものでした。
友達とは仲良しであると同時に、同期の桜でもありますので、教習所でのテストはいつも競争で、1点でも多くとって私が先に合格しようとゲームのような感覚で臨んでいました。
時には、教官の先生方に食事やドライブへ連れて行っていただく事もあり、ほんの短期間の合宿免許の生徒なのに、ひとりひとりの存在をきちんと認めて接してくれている事が嬉しくて、更に教習が楽しいものとなりました。
合宿免許は真面目に教習を受けてさえいれば、長くても1ヶ月未満で卒業出来てしまいます。
筆記も実習も楽しかったので、私も問題なく3週間程度で卒業が決まりました。
嬉しい半面、毎日がとても充実していたので、この素敵な日々がもう終わってしまうのかと寂しさを覚えました。
せっかく出来た友達も合宿免許期間が終わってしまえば散り散りで、もう2度と会えないのかなと涙した事も覚えています。
思えば、この3週間は私にとって大切な青春の1ページになっていたように思います。
合宿免許卒業後、無事に地元の免許センターでの試験をクリアし、念願の運転免許を取得しました。
そして、初めてひとりで運転した道路は、合宿免許でお世話になった東北の地。
教習の合間に観光していた事で東北が大好きになっていた私は、どうしても最初の運転をこの地でしたいと思い、改めて旅行に訪れたのでした。
教習車では無くレンタカーの運転席から見た東北の桜の美しさは、若葉マークのとれた今でも忘れられません。
合宿免許がどんなものかご存知ですか?合宿免許は絶大な支持を受けています。